備忘録

日々の出来事と自分の頭の整理整頓と執筆記録

完成しない傑作より完成した凡作

とはよく言ったものだなあと思う。

委細その通りで反論の余地なし。

 

個人の頭の中にしか存在していないものって、それはただの空想だし。

それを形にすれば、それは空想ではなくて作品になるのだろう。

 

しかし私はその、自分の空想を作品として作り上げることに少し抵抗を感じてしまう。空想を、おもしろいものだと胸を張り、差し出すには自信が必要不可欠だと思うのだけれど、私はそれにあんまり自信がないのだ。

 

これって本当に面白いのか?

この登場人物の心の動きはおかしくないのか?

この描写は?

 

などとぐるぐる考えると、止まらなくなってしまう。

 

描写に正解はないし、感じ方は人によって異なっていて、どう書いても間違いではないと心では分かっているけれど、やっぱり自分の感覚が「外れて」いないか気になってしまう。

 

これに対する、克服方法はもうわかっている。

「とりあえず書け」

これ一択ですね。

 

分かっていますとも。